- 1日(水)米FOMC後パウエル議長会見
- 3日(金)米10月雇用統計発表
- 米国経済は底堅い
これまでの動き
日・米共に決算シーズンに突入する中、QT(量的引き締め)や中東情勢の不透明感などの影響で米長期金利が再び5%に迫る勢いで上昇した事により、株価は直近の安値を割る下落となりました。
一方で、FRB(米連邦準備制度理事会)メンバーの発言は実質利上げ停止を予見させる内容になっており、11月1日から行われるFOMC(米連邦公開市場委員会)は利上げ据え置きとの見方が大半となっています。
加えて、次回12月のFOMCも7割以上の投資家が利上げ据え置きを予想しています。
FOMC後のパウエル議長会見で、はっきりとした利上げ停止宣言は無い可能性が高いものの、今後経済指標が極端な強さを見せない限り利上げ停止と考えても差し支えないでしょう。
米国経済が底堅さを見せているため再びインフレ率上昇の可能性もあります。
しかし、もはや利上げ局面は終わったと考え次の段階へ移行したと考えても良いでしょう。
ただし、米長期金利の行方には気を配る必要があり、高止まりしているままであれば積極的な投資は難しくなります。
今後は米国株投資がメインになるでしょうが、これらの指標はしっかりチェックしましょう。
対して、日本は政府の失策により経済の停滞が続いているため基本的に投資価値はありません。
経済成長に必要な正しい対策を取るつもりがなく、日本国民を選別し淘汰する時代に突入しているためGDPの半数以上を占める個人消費が伸びることは無いでしょう。
従って、日本が成長することはありません。
しかし、日本の富を一部の大企業が搾取しているためそれらの企業に投資する事は可能かもしれません。
ただし、これは王道な投資策とは言えず、やはり世界の成長に投資する方がリスクも小さくリターンも見込めます。
それぞれの国民の教養や意識の違いかもしれませんね。
これからの投資戦略
米長期金利を睨みながらも投資は継続しましょう。
米長期金利の動向に注視しながらも、今は投資機会である事に変わりはありません。
季節的な要因もそうですが、相場が悲観に傾いている事、決算をクリアしても長期金利が高いせいで正当な評価が得られていない株など、所謂割安で放置されている銘柄は数多くあります。
それらを少しずつ拾いながら、長期金利が低下に転じた時に本格的な投資が出来るよう準備をしましょう。
そのための銘柄選定を決算を参考にしながら行ってください。
世界には大きな成長を続ける銘柄が沢山あります。
まとめ
いかがでしたか?
直近の下落で悲観する投資家は少なくありません。
しかし、悲観の中から新たな起点は生まれますのでチャンスを見逃さないようにしましょう。