【12月15日~19日】米国株市場動向、S&P500・NASDAQは年末ラリー突入か?

心得
  • 23日(火)米第3四半期実質GDP発表
  • 23日(火)米第3四半期GDPデフレーター発表
  • AI関連需要が再評価されるか

これまでの動き

先週の米国株は、週初に下落し、週後半に持ち直すという典型的な年末相場の値動きを見せました。

結論から言うと、S&P500とNASDAQは週次で小幅ながら上昇し、ダウ平均はやや弱含む結果となりましたが、市場全体としては上昇トレンドを維持しています。

15日は調整色が強く、S&P500は前日比で下落し、ダウ平均も下落、NASDAQもテクノロジー株を中心に売りが先行しました。

この下落の背景には、AI関連株や半導体株が年末を前に利益確定売りに押されたこと、そしてFRBの金融政策や経済指標を見極めたいという投資家心理がありました。

もっとも、この下落は景気悪化を織り込む動きではなく、上昇が続いてきた相場における健全な調整と受け止められていました。

しかし、その後にOracleがデータセンター建設の先送りを発表した事や、ブロードコムのガイダンスなどにより急落していた影響が再び相場を襲いました。

その後、週の後半にかけて市場心理は改善します。

インフレの落ち着きを示すデータや利下げ期待が再び意識され、押し目買いが優勢となりました。

加えて、マイクロンの決算が市場予想を大きく上回った事で、再びAI・データセンターセクターが再評価されることになり上昇に転じました。

19日にはNASDAQが上昇、S&P500も上昇し回復しました。

一方でダウ平均は金融株やディフェンシブ銘柄の伸び悩みから、週次では小幅なマイナスにとどまりました。

この週の特徴は、資金が再び成長株、とりわけAIや半導体関連に向かった点です。

高金利がピークアウトするとの見方が広がる中で、将来成長が期待できる企業への選別投資が進みました。

また、12月後半特有のサンタクロース・ラリーへの期待も、株価を下支えした要因の一つです。

過去の統計でも年末は株価が上昇しやすい傾向があり、短期資金が市場に入りやすい時期でもあります。

今回の値動きから分かる重要なポイントは、米国株が下落に非常に強い構造を維持していることです。

多少の調整が入っても、利下げ期待企業業績への信頼が相場を支えており、悲観的な売りが連鎖する状況には至っていません。

短期的には値動きの荒さが続く可能性はありますが、中長期の視点ではS&P500やNASDAQを中心とした米国株の基調は依然として堅調だと言えるでしょう。

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これからの投資戦略

サンタクロース・ラリーに注目しましょう

今週の米国株は、年末特有の薄商いの中で、限られた経済指標と市場心理が相場を左右する重要な週となります。

この期間で最も注目されるイベントは23日に発表される米国の第3四半期GDP確定値消費者信頼感指数です。

市場予想では、GDP確定値は年率換算でおおむね3.0%前後とされており、第2四半期の3.8%成長からはやや減速するものの、米国経済が依然として堅調であることを示す水準です。

この数字が想定通りであれば、景気後退懸念は後退し、株式市場に安心感を与える材料になると考えられます。

一方で、消費者信頼感指数は年末商戦後の消費マインドを測る重要指標であり、指数が市場予想を下回った場合には、個人消費の減速懸念から小売株や景気敏感株が売られる可能性もあります。

週初は方向感に乏しい展開が想定されますが、年末休暇に入る投資家が多いため、出来高は通常よりも低水準になりやすく、少額の売買でも株価が大きく動く点には注意が必要です。

24日はクリスマスイブにあたり、ニューヨーク証券取引所やNASDAQでは短縮取引となるのが例年の慣行で、実質的には取引時間が1〜2時間短くなります。

このため、市場参加者はさらに限定され、ポジション調整による一時的な値動きが出やすくなります。

25日はクリスマスのため米国市場は完全休場となり、株式、債券、主要経済指標の発表はすべて停止します。

26日は通常取引が再開されますが、引き続き年末休暇中であるため、大きな材料はなく、相場は需給主導の動きになりやすいでしょう。

この週全体を通じた市場環境としては、伝統的にサンタクロース・ラリーと呼ばれる株価上昇が意識されやすい時期であり、過去の統計でも12月後半から年明けにかけて株価が上昇しやすい傾向が確認されています。

ただし、出来高が薄い中での上昇は、ファンダメンタルズよりも心理要因に左右されやすく、短期的な乱高下が起きる可能性も否定できません。

投資戦略としては、GDP確定値や消費者信頼感が市場予想を大きく上回るか下回るかによって、年末相場のムードが決まるため、指標発表前後の値動きには慎重な姿勢が求められます。

総じて、今週の米国株は、経済指標の結果次第で年末ラリーが継続するかどうかの分岐点となる週であり、薄商いゆえのボラティリティの高さを意識しながら、市場の数字と事実を冷静に見極めることが重要だと言えるでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

年末に差し掛かり、徐々に商いも少なくなる中、2025年の資産増加スピードは年初の予想通りでしたか?

新NISAが始まってまだ2年目ですが、投資初心者も市場に参加する機会が増え、あなたも資産形成について多く学ぶことが出来たかと思います。

2026年は難しい年になるかもしれませんが、資産をコツコツ積み上げていきましょう。

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