- ネット証券口座を開設しましょう
- iDeCoの申し込みをしましょう
2024年の新NISA開始までに出来ること
令和4年12月16日に発表された令和5年度与党税制改正大綱の中で、今まで三種類に分けられていたNISA(少額投資非課税制度)が統合され簡素化される予定となりました。
加えて、様々な改定が行われる内容は投資家にとって非常に有利なものとなっているため、実現した場合に備えて今から準備しなければなりません。
最近の米国株ブームで多くの投資初心者が生まれた事は喜ばしいですが、以前の記事でも解説しましたが日本で投資している人はまだ少数派なのが現状です。
これに対し、多くのメディアが情報発信していますが現状を打開するには至っていません。
しかし、今回の税制大綱の内容は投資家にとって非常に有利になっており、裏を返せばそれ以外の人にシワ寄せが行く可能性すらあります。
そのため、今回の改正が実現した際にはより多くの投資家が生まれる可能性があることから、投資に興味はあってもまだ行動出来ていない人や投資に関する知識が無い人まで、この情報は把握する必要があります。
投資で一番重要なのは時間であり、投資は長ければ長くなるほど大きな資産を築く可能性が高まります。
これは世界経済は常に進歩している事、人の欲求には終わりがない事など構造的な観点からも分かると思います。
ただし、だからと言って投資と名の付くものなら何でも良いという訳ではなく、投資家それぞれの目的や資金などによってしっかり選定する必要があります。
投資はすぐ結果が表れると言う期待を持つのではなく、長期間に亘って係るものであるため常に最新の情報に触れていきましょう。
投資への第一歩を踏み出すために
新NISAに向けての最初の準備は投資する環境を整えることです。
その最初の一歩を踏み出す人が少なく考えるだけで行動しない人が大半のため、より早い年齢から始めた人が有利になるのは当然のことです。
ですが、何から手を付けて良いのか分からないというのが本音かと思います。
従って、まずは投資する体制を作るため証券口座を開設する必要があります。
証券口座は投資を行う上で必須であり、貯金するために銀行口座を開設すると言ったようなイメージで良いと思います。
ただし、口座開設する金融機関は銀行口座の様にある程度どこでも良いという訳ではなく、ネット証券で口座開設する事をお勧めします。
実店舗で口座開設する事をお勧めできない理由は、無駄な手数料・ぼったくりファンドなどに加えて口座開設までの無駄な時間とその間に不要な商品説明を受けるなど、おおよそ意味のある選択と言えないものそうですが、一番の理由はほとんどの社員は専門的ではないという事です。
確かに金融機関に勤める会社員ですから、証券外務員登録等基礎的な知識を有している可能性が高い事は承知しています。
しかし、それはあくまで会社にとって有利な商品を販売するための知識であって、中には投資や経済についての理解が投資初心者となんら変わらない会社なども多くあるため、大手だからなどと言う理由や会社の看板に気押されたりせず、検索すればすぐ出てくるような程度の知識レベルではないかと考え、それでも構わないと言う人だけ利用するのが良いと考えます。
つまり、せっかく行動しようと思ったのなら自分自身の足で一歩踏み出す方が圧倒的に効率が良く、それに適した選択がネット証券口座なのです。
投資初心者が証券口座開設に適したネット証券会社は、SBI証券か楽天証券のどちらかを選ぶと良いでしょう。
両社共に、手数料水準・投資アプリの充実など文句の付けようがありません。
従って、楽天経済圏の利用者であれば楽天証券を、TポイントやDポイントを利用している人や特に拘りが無い人はSBI証券と、それぞれお得な会社を選ぶというのでも良いと思います。
それぞれのHPで解説方法に従い口座開設する方法や、サポートシステムを利用するなどの手段で口座開設してみましょう。
iDeCoに関しても、政府が提供する投資家にとって有利な制度であり、老後不安を感じる人などにも必要な制度ですので条件の違いはありますが忘れず準備しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
まだ多くの人が投資に関して躊躇しているのが現状です。
その一方で、興味が無い訳ではなく、最初の一歩を踏み出すことを躊躇っている人が大半ではないでしょうか。
人の時間は有限ですから、行動しようと考えたのであればいつかは覚悟を決めなければなりません。