【9割が老後破綻】年収500万円の人が絶対にやってはいけない投資パターン3選

資産形成

「年収500万円あれば、老後もなんとかなるでしょ?」

そう思っている方、要注意です。

実は、今の日本では年収500万円世帯の約9割が老後資金が足りないと感じているという調査結果もあります。

にもかかわらず、多くの人が間違った投資の選び方資産形成の落とし穴に気づかないまま、お金を失い続けているのです。

本記事では、資産形成を始めるうえで年収500万円の人が絶対にやってはいけない投資パターン3選を紹介します。

どれも実際によくある失敗であり、ひとつでも当てはまれば老後破綻のリスクがグッと高まります。

逆にいえば、これらの地雷さえ避ければ、資産形成の成功確率は大きく上がるということです。

投資をしてるのにお金が増えてる実感がない、そんな方こそ今すぐ読んでください。

年収500万円でも老後破綻する時代

年収500万円は日本において中堅とされる水準です。

実際、多くの人がこの年収帯に安心感を持って暮らしています。

また、世帯年収ではもっと上がると思っていて油断していませんか?

ところがそんな平均的な世帯こそ、老後資金で深刻な危機に直面しています。

その背景には、物価上昇や社会保険料の増加、そして年金制度の先細りがあります。

以前であれば退職金+年金で十分だった老後も、今では自力で2,000万円以上の備えが必要な時代です。

にもかかわらず、毎月の生活に余裕がないまま、なんとなく預金や積立を続けている人がほとんどです。

特に年収500万円前後の層は、支出を切り詰めながらも投資や住宅購入に踏み出すケースが多く、判断を誤ると取り返しがつかない損失を招くこともあります。

だからこそ、今回はやってはいけない投資パターンにフォーカスを当てて、資産形成の落とし穴を事前に避けるための知識をお届けします。

あなたの未来のお金を守るために、ぜひ参考にしてください。

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リスクを恐れて預金オンリー

「投資は怖いから、とりあえず貯金しておけば安心」

そう思っている方は要注意です。

確かに、貯金は元本割れがないという点で安全に思えるかもしれません。

ですが、現代はお金を持っているだけで損をする時代に突入しつつあります

預金金利が上昇しない中で、物価だけはは着実に上がり続けています。

たとえば、毎年2%ずつ物価が上昇していけば、10年後には今の100万円の価値が約82万円になる計算です。

つまり、リスクを取らない=確実に資産が減るという現実が待っています。

特に年収500万円の層は、教育費や住宅費などの支出が大きく、資産を守るだけで老後資金を確保するのは困難です。

このまま預金だけで備えようとすると、将来お金はあるはずなのに足りないという積立貧乏に陥るリスクがあります。

なんとなくで新NISAを始める

「みんなやってるから、とりあえず新NISAで積立を始めた」

このなんとなく投資は、最もありがちな失敗パターンの一つです。

確かに、新NISA制度の登場で非課税で投資できるメリットが注目され、多くの人が新NISAをスタートさせています。

しかし、制度の中身をよく理解せずに商品を選ぶと、想定外の値下がりや資金拘束に苦しむこともあります。

特に金融機関の窓口販売員や素人インフルエンサー等に、ただ流行ってるからという理由だけで投資信託を買付しているケースが目立ちます。

投資には目的期間リスク許容度の3つが非常に重要です。

例えば、5年後に子どもの学費で使いたいお金を長期成長型の投資信託に入れてしまうなど、あなたの投資目的と資金の性質が合わずに取り崩し時に思うような金額が確保できなかったりします。

逆に、20年以上使わない老後資金を銀行に置いておくのも資金の性質上非効率です。

つまり、新NISAを使うこと自体が目的になってしまっているのが問題なのです。

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住宅ローン+投資で家計が炎上

「マイホームも欲しいし、老後のために投資もしたい」

こう考えるのは当然のことですが、この両立が家計を危機に追い込む原因になることがあります。

特に年収500万円前後の家庭にとって、住宅ローンの返済は家計に大きなインパクトを与えます。

例えば、月10万円のローンを35年払いで組んだ場合、ボーナス払いなしでも年間120万円となります。

これに固定資産税やメンテナンス費用、教育費、保険料が加わると、可処分所得のほとんどが消える構造になる可能性があります。

そんな中、将来のために投資も必要と考え、無理に毎月の積立を続けてしまうと、キャッシュフローは完全にパンクします。

一見上手く回っているように見えて、急な出費や景気悪化で一気に破綻する危ういバランスになっている家庭は、実は少なくありません。

投資は余剰資金で行うものです。

住宅ローンという強制支出がある中で無理に投資を続けるのは、あなたの生活を破綻させる可能性を秘めているのです。

住宅ローンは、未来の資金を使った浪費です。

あなたの人生がより良いものになるためには特に浪費も必要ですが、借金をしてまで浪費をするのはあなたが未来に稼ぐ所得に手を突っ込んで今使っているのだという事を肝に銘じて下さい。

資産形成で失敗しないために知っておくべきこと

年収500万円という水準は、決してお金に困らない層ではありません。

むしろ、住宅ローンや教育費などの支出が重なる中で、油断すれば老後破綻につながるグレーゾーンでもあります。

今回紹介した預金オンリー・なんとなく新NISA・住宅ローン+投資の失敗パターンは、どれも普通の人が陥りがちな落とし穴ばかりです。

資産形成において重要なのは、制度を知ることではなく自分のお金の流れを正しく理解することです。

そして、投資の目的・期間・リスクを明確にすることです。

焦って動くより、まずは家計の現状を見直し、小さく正しい一歩を踏み出すことが将来の安心につながります。

だからこそ、資産形成の第一歩は支出の見直しなのです。

これから投資を始める方も、すでに始めている方も、自分の人生に合ったお金の使い方を考えることが最大のリスク回避になるのです。

まとめ

いかがでしたか?

現在お金に困っていない層だからこそ、油断して未来のお金に手を付けがちです。

今の生活をより良くすることも大事ですが、今の連続が未来のあなたを作るのです。

将来のお金をアテにしなくても良いような資金管理は、これからの時代必須の能力になるでしょう。

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