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そんなうますぎる話に、あなたは心が揺れたことありませんか?
実は今、こうした言葉を使った投資詐欺の被害が急増しています。
SNSやYouTube広告、有名人の名前を使った偽装サイト、その手口はますます巧妙化し、まさか自分が…と気づいた時には、すでに数百万円が消えていたという事例も珍しくありません。
この記事では、最新の投資詐欺の傾向と見分け方、そして絶対に騙されないための防衛策を徹底解説します。
大切な資産を守るために、今すぐこの記事を最後まで読んでください。
本当に多い投資詐欺実例3選
近年、投資ブームの裏で投資詐欺の被害が急増しています。
特に、SNSや広告を通じた手口が巧妙化しており、被害者の多くがまさか自分が騙されるとは思わなかったと口を揃えます。
ここでは、今実際に多発している投資詐欺の典型的な事例と、それを見抜くためのチェックポイントを紹介します。
まず一つ目は、AI・暗号資産を使った高利回り詐欺です。
これはAIが自動で売買を行い月利15%が可能、仮想通貨投資で年内に3倍に増えるといった魅力的な言葉で投資家を惹きつけます。
実際は実態のない海外業者への送金を促され、その後連絡が取れなくなるという典型的なパターンです。
二つ目は、SNSで接触してくる親切な投資アドバイザー型の詐欺です。
InstagramやX(旧Twitter)でフレンドリーに話しかけてきた人物が、次第に投資の話を持ちかけ一緒に始めようと誘ってきます。
信頼が築かれたころに高額な情報商材やオンラインサロンに勧誘され、支払った後は相手が音信不通になることが多いです。
三つ目は、有名人や企業の名前を使った広告詐欺です。
〇〇社長も推薦!、テレビで話題の投資術といった広告をSNSや検索エンジンで目にしたことがある方も多いでしょう。
しかし、こうした広告の多くは画像や発言を無断で使用した偽装であり、リンク先のサイトも詐欺グループが運営しています。
こうした詐欺に騙されないためには、冷静に判断するためのチェックポイントを持つことが重要です。以下の5つの視点で確認してみてください。
まず一つ目は利回りが現実的かどうかです。
年利10%以上など高すぎる利回りを謳うものは、ほぼ確実に危険信号です。
ローン等の借金をした事がある人なら分かると思いますが、普通10%を超える金利で借りる人はいません。
そんな高金利で借りなければいけないような人がどんな人かを想像すれば分かり易いと思います。
借り手と貸し手が変わるだけで、大きな仕組み自体はそんなに変わりません。
二つ目は会社情報が明確かです。
登記情報や所在地、連絡先が不明確な企業は信用できません。
投資顧問業など、金融取引に関しては様々な資格や届け出が必要です。
それが無い、或いは不明確なのであればもはや詐欺で間違いないでしょう。
三つ目は出金制限や複雑な仕組みがないかです。
いつでも出金できるか、仕組みがシンプルかは重要な判断材料です。
今時流動性リスクが高い投資商品にわざわざ手を出さずとも、王道の資産クラスで十分資産を増やすことがでできます。
四つ目はリスクゼロや必ず儲かるという言葉が使われていないかです。
投資に100%の安全は存在しません。
そもそも、リスクは『振れ幅』と言う意味であり、リスクを取らないとリターンは得られません。
振れ幅が無いのにどうやって年利10%以上のリターンが出るのか、もはや何を言っているのか意味不明です。
そして五つ目は紹介者が身近な人やインフルエンサーであるかどうかです。
知人やフォロワー数の多い人物からの紹介であっても、内容が不透明なら十分な注意が必要です。
最近では、専門性を持たない素人インフルエンサーがフォロワー数を盾に、無価値な情報を撒き散らし続けています。
どんなに有名な投資系インフルエンサーだと言われていても、その発信者の専門は何の分野なのかをしっかり確認する必要があります。
よくある事例が、ある分野で成功した経営者が経済や投資について語りだしたり、過去に投資で一発当てた個人投資家がプロを自称するなどが挙げられます。
これらのチェックリストを常に意識することで、詐欺のリスクを大きく減らすことができます。
誰にでも起こり得ることという前提で、自分自身の判断軸を持つことが、資産を守る最大の武器になります。
騙されないための3つの鉄則
投資詐欺から身を守るためには、冷静な判断力と情報の裏取りが欠かせません。
まず第一に、うまい話ほど疑うことが重要です。
例えば、月利10%保証や誰でも簡単に稼げるといった話は、現実の投資ではまずあり得ません。
高利回りやノーリスクを強調する案件ほど、詐欺の可能性が高いため、決して飛びつかないようにしましょう。
次に、即決しないことと人に相談する習慣をつけましょう。
詐欺師は今すぐ申し込まないと損すると焦らせてきますが、本当に価値のある投資案件には焦る必要はありません。
不安を感じた時は、必ず家族や信頼できる第三者に相談し、冷静な意見をもらうことが大切です。
有名インフルエンサーや付き合いのない人などに聞くのは止めましょう。
そして最後に、情報源を徹底的に調べることです。
企業の登記情報や運営者の実名、金融庁の登録有無などを必ず確認し、SNSや広告だけの情報に頼らず、公式な情報源で裏取りをする習慣をつけましょう。
この3つの鉄則を守ることで、投資詐欺に遭うリスクを大きく減らすことができます。
そして何より、自分自身の頭で考えることです、
SNS等が普及し、現代人は自分の頭で考えることに苦痛を感じ安易に解答を求めようとします。
これが詐欺師にとって一番の好物ですので、重要な決断は一度立ち止まって考える癖をつけましょう。
なぜ投資詐欺に騙されるのか?
投資詐欺に騙される理由は、主に心理的な要因と情報の不足にあります。
まず、詐欺師は儲かるという魅力的な話で投資家の心理に訴えかけます。
誰もが資産を増やしたいという欲求を持っており、簡単に儲かる・リスクが少ないといった言葉に心を動かされがちです。
このような感情を利用され冷静な判断を欠いた結果、詐欺に引っかかることになります。
さらに、現代ではSNSやインターネット広告を通じて情報が瞬時に広まり、見知らぬ人でも信じてしまうことが増えています。
特に、成功事例や実績を強調した広告や口コミが投資家に安心感を与えるため、詐欺師にとっては有利な状況です。
情報の裏取りを怠り、信じてしまうことが詐欺に騙される原因となります。
そもそも、過去に投資で一財産を気づいた伝説の投資家と呼ばれる人達の成功事例を見れば、皆同じようなことを口にしています。
それは、成功した要因は運である、と。
成功事例に再現性は無く、失敗事例には多くの共通点があります。
これはどの分野でも言える事であり、冷静に考えればすぐ分かることです。
また、詐欺の手口は年々巧妙化しており、リアルな企業名や有名人の推薦を使ったり、見た目にも信用できるサイトを作り上げたりするため、一見して詐欺とは気づきにくいのです。
信頼できる情報源との比較や専門的な知識がない場合、詐欺を見抜くのは非常に難しくなります。
最後に、焦りや欲にかられてしまうことも騙される要因です。
今すぐ申し込まないとチャンスを逃すといったプレッシャーに強くなると、冷静な判断ができなくなり、詐欺に乗せられやすくなります。
このように、投資詐欺は心理的な要素や情報過信によって騙されてしまうことが多いため、常に慎重な姿勢を持つことが重要です。
まとめ
いかがでしたか?
新NISA(少額投資非課税制度)が注目を集め、多くの投資初心者を生み出す現在だからこそ、改めて注意が必要となる事例だと思います。
SNSは匿名性が高い以上、情報の真偽は受け手に依存しているため、受け手の知識や判断によって簡単に騙される仕組みになっています。
金融リテラシーを高める事が、あなたの資産を守るカギになります。
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