投機商品には近寄らない事です
投資と投機の違いとは
長期的な資産価値があるかどうかです
ギャンブルって事?
米国で行われたFOMC(米連邦公開市場委員会)での結果によって、世界中の資金の流れが変わろうとしています。
今までは世界的な金融相場の中、何を買っても騰がっていた相場で儲けた人も多かったかもしれません。
よりリスクを取れた人がその分のリターンを得る事になり、それに追従する人がいくつものイナゴタワーを形成しました。
成長が期待出来る銘柄であればいいですし、インフラに欠かす事の出来ない安定した企業の株式であれば資産としての価値はあるかもしれません。
ですが、あなたが良く理解もしていない金融商品でたまたま儲けたからと言って、それが資産だと言われても正しいとは言えません。
確かに、投資資金がだぶついた中での金融相場は勝ちやすかったかもしれません。
ですが、あなたが気付かぬ内に大きなリスクを背負っている事に気付かず、現状どうなっているでしょうか。
もしかしたら、投資ではなくただのギャンブルになってはいないでしょうか。
その代表の一つが暗号資産です。
以前の記事で紹介した通り、暗号資産の価値の裏付けはありません。
暗号資産は多くの需要が相場を支えていましたが、それは祭りで踊り狂って周りが見えていないだけで実は少しずつ人は逃げているのです。
それでも上昇すると信じで踊り続けた人は、果たして助かっているのでしょうか。
もちろん、投機が何もかも悪いとは言いません。
余剰資金の範囲内で失っても良いとの覚悟でしている投機であれば、それは目的に合致していますので間違いではありません。
しかし、それを資産だと信じて投資していると勘違いしているのだとしたら今すぐ改めるべきだと考えます。
あなたが資産形成を目的としているならなおさらです。
含み損でどうしようもなくなる前に考えないと
正しい投資をするには
あなたのリスク許容度を知るべきです
リスク許容度?
世の中の投資家は、年齢・投資経験・知識など誰一人同じ人はいません。
従って、誰かの方法があなたにとって有益とは限りません。
投資資金によっても違いますし、性格すら一緒の人はいません。
なのに投資行動はなぜか誰かの真似をしたがる。
これでは個人投資家の9割以上が投資を始めて1年以内に退場するのも頷けます。
あなたがもし誰かの成功体験を羨ましがって真似しようとしているのであれば今すぐやめてください。
あなたのリスク許容度と照らし合わせた結果、たまたま同じような投資になったのであれば別ですが、最初から誰かの投資を真似したのでは何の意味もありません。
知識の蓄積にもなりませんし、大した経験も得られません。
参考にするのは大いに結構ですが、ぜひ最後は自分の頭で考える癖を付けましょう。
資産形成は長い期間を要します。
確かに、誰かの成功体験が眩しく見えるかもしれません。
ですが、あなたは誰かと競っているのではなく、あなたの資産を積み上げる事が目的なのではないでしょうか。
投資をする目的だけは決して見誤らないで下さい。
誰かの成功は私の成功ではないからね
まとめ
いかがでしたか?
短期間で儲ける事は、即ち短期間で資産を失う事でもあります。
たまたま大きな利益になる事はあるでしょう。
ですが、それは誰かの実力ではなく偶然なのです。
そこを理解しないと無駄な情報に騙されてしまいます。
ですから、常に自分の頭で考える様にしましょう。
これからも、一緒に考えていきましょう