経済支援策で今一度確認しましょう
経済支援策とは
新型コロナウイルス(COVID-19)が経済に深刻なダメージを与えてから数か月経っていますが、もしかしたらあなたはいまだにその影響で苦しんでいるかもしれません。
多くの方の生活が劇的に変わり、企業にとっても深刻なダメージを受け、倒産する企業も日々増えています。
今までと変わらず同じ生活を続けている方もいるかもしれませんがそれは恐らく少数でしょう。
あなたも含め、周囲の方々も苦しんでいるかもしれませんので、政府は様々な支援策を講じ、既に実行されているものから、これから実行される支援も含め、今一度あなたに当てはまるものは無いか確認していきましょう。
持続化給付金がメディアで大きく取り上げていたね
経済支援策には、主に貸付制度と給付制度に分かれています。
持続化給付金の他にも、様々な施策がありますので一部を紹介していきます。
貸付での支援制度
個人・事業者向けによって違いがありますので説明していきます
どれが当てはまるだろう…
個人・事業者向けに準備されている支援策の一部
- 緊急小口資金・総合支援資金
- 実質無利子・無担保融資
を紹介していきます。
緊急小口資金・総合支援資金は、各都道府県の社会福祉協議会で行っている支援策です。
休業等で一時的な資金が必要な人に対し、10万円以内の特別貸付を行っています。
さらに、失業等で生活の立て直しが必要な世帯については、単身世帯で月15万円以内、2人以上の世帯では月20万円以内の貸付を原則3か月以内の期間で受けることが出来ます。
保証人不要・無利子で、やむを得ない事情で返済が難しくなった場合、申請を行う事で返済は猶予されます。
申請期間は9月末までなので、申請が必要な方は確認しましょう。
実質無利子・無担保融資は、個人事業主や中小企業が一時的に、売上の減少など業況悪化に陥ったが、中長期的にはその業況が回復することが見込まれる中小企業者を支援する制度です。
利用条件は、最近1ヵ月の売上高が前年または前々年同期に比し5%以上減少していることや、中長期的に考えて業況が回復することが見込まれることがあります。
融資限度額は直接貸付 6億円で無担保で貸付を受けることが出来ます。
返済期間や金利についてはそれぞれ違いますので、詳しくは日本政策金融公庫を確認しましょう。
給付での支援制度
持続化給付金は有名になりましたが、それ以外のも給付制度がありますので確認しましょう
貰えるものがあれば確実に請求したいね
給付制度は持続化給付金の制度の他にも様々ありますが
- 住居確保給付金
- 傷病手当金
を確認していきましょう。
住居確保給付金は、申請者が離職・廃業後2年以内である場合か、もしくは個人の責任・都合によらず給与額等が、離職と同程度まで減少している等一定の要件を満たした場合、市区町村ごとに定める額を上限に実際の家賃額を原則3か月間支給します。(延長は2回まで最大9か月間)
あくまで住居用家賃になりますので、敷金礼金・駐車場・事業用建物には利用できません。
当然のことながら、直近の月の世帯収入合計額が、市町村民税の均等割が非課税となる額の1/12と、家賃の合計額を超えていないことや、世帯の預貯金合計額が一定の額を超えていないこと、さらに離職者であれば誠実かつ熱心に求職活動を行うことが必要になります。
当たり前の事ですが、自力で立て直せるだけの貯金や、給付を充てにして何も行動を起こさないなどは認められない可能性の方が高いです。
持続化給付金でも不正給付や詐欺まがいの申請で逮捕者まで出て来ていますので、申請する際は、本当に該当しているのか再度確認しましょう。
傷病手当金は、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給される制度で、新型コロナウイルスに感染し、仕事が出来なくなった人にも対応する様になりました。
主な条件は、業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であることや、療養のため仕事に就くことができないこと、連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと、休業した期間について給与の支払いがないこと等があります。
支給期間は、支給開始から最長1年6か月になります。
傷病手当金の支給額は以下の通りです。
支給日額=直近12か月の標準報酬月額平均÷30日×3分の2
連続する3日間は、労働基準法の規定により企業から支払われます。
さらには、休業している期間について給与が支払われている間は、傷病手当金は支給されません。
ただし、給与の支払いがあっても、傷病手当金の額よりも少ない場合はその差額が支給されます。
新型コロナウイルスはもはや他人事ではありません。
あなたがもし新型コロナウイルスに感染してしまった場合、環境が劇的に変わってしまう事もあるでしょう。
ですが、冷静になって色々な支援策を調べる事で、最悪を回避できるかもしれません。
制度は年々変わっていきますので、常に最新を確認しましょう。
備えあれば患いなしだね!
まとめ
いかがでしたか?
新型コロナウイルスによって全ての生活が変わってしまったかと思います。
ですが、政府の様々な政策によって、あなたの役に立つものはきっとあると思います。
全てを把握する事は難しいですが、一つ一つ確認し、役立てていきましょう
これからも、一緒に考えていきましょう
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