株式数比例配分方式にしましょう
配当の受取り方について
面倒を極力省きましょう
受取りに種類があるの?
あなたが投資を始めてしばらくすると、株式なら配当、投資信託なら分配金が発生すると思います。
資産形成を主とするこのブログでは、値上がり益を狙うキャピタルゲインをメインに考えていますが、投資を行う上でインカムによる収益、インカムゲインも当然運用成果に加えられ、あなたの最終的な損益が決まります。
従って、インカムも意識した投資、或いはインカムゲインをメインとした投資を行っているあなたにとっては今更な話かもしれませんが、投資を始めたあなたにとってインカムの取扱いに関してしっかりと理解すべきだと思います。
インカムは投資種類によって発生する時期は違いますが、受取るのか再投資するのか、それ以外にも受取り方法についても証券口座や種類によって違いがあります。
それによって、面倒な手続きが発生する事もありますので今一度確認していきましょう。
そう言えば、収益分配金領収書ってのが届いたよ
全てが証券口座内で動いている訳ではないので、あなたにもこの様な書類が届くかもしれません。
配当の受取方法
- 株式数比例配分方式
- 一括振込方式
- 個別銘柄指定方式
- 配当金領収証方式
株式数比例配分方式の様に、全てが証券会社の口座で受け取り完了させるのが一番ですが、あなたの投資手法や生活によってその他の方式も選ぶことが出来ます。
ですが大きな違いは、口座内で完了するものと、発行会社から郵送される配当金受領証をゆうちょ銀行などの窓口まで持参するものがあります。
もし、あなたの受取方法が配当金領収証方式になっている場合は、この様に金融機関での手続きが必要になります。
しかもこの手続きは配当が発生する度に行わなければなりませんので、金融機関が営業をしている時間、つまり平日の昼間に金融機関まで必要書類を揃えて行かなければならず、これはあなたにとって大きな負担になると思います。
もちろん、平日に時間があるあなたには特に心配無いのかもしれませんが、現役世代の多くの方は平日にわざわざ時間を作るのは難しいと思います。
ですので、投資効率を同じく保有する上で無駄な時間を使わない様考えなければなりません。
わざわざ取りに行くのは面倒だなぁ…
保有株式などの配当を、一つの銀行預金口座で受取る一括振込方式。
個別に保有株式を、指定する金融機関の預金口座で配当を受取る個別銘柄指定方式。
こう言った方法もありますが、やはり株式数比例配分方式で証券口座内で完了させた方が、次の投資に対して円滑に資金移動が可能になります。
あなたにとってどの方法が一番便利かよく考えましょう。
生活に合った方法を選ぼう!
まとめ
インカムは十分な資金で運用する資産運用の段階であるならば、定期的に入金のあるインカムゲインを狙うのは当然ですし、投資資金が老後資金になるのであればむしろその方法が正しいと思います。
あなたの投資がどの段階にあるかは様々ですし、その段階によってポートフォリオは変わってくると思います。
入金は嬉しい事ですが、あなたにとってそれが本当に現段階で必要なものなのかしっかりと考えましょう。
これからも、一緒に考えていきましょう