株式投資を始めたあなたが必ずすべき２つのこと

一度に資金を使って購入をしてはいけない理由

株式投資で長期運用を目指すあなたが、色々な株を探して最適だと思う株を見つけて買付する事を決心したことでしょう。

あなたが最初に決めた投資資金と、どの銘柄にいくら投資するかを決めたのなら、慌ててその全額を入れず、買う日付を変えたり、買う時間を変えたりして何回かに分けて投資する方が良いです。

もしかしたら、あなたはそう言うかもしれません。

確かに、決めたタイミングで投資した結果、その株が値上がりして儲けが出たのなら、やはり一度に投資しておけば良かったと後悔するかもしれません。

ですが、それはあくまで偶然そうなっただけで、もしその後、その株に対し何か悪いニュースや業績発表があったなら、恐らくその株は下がっていた事でしょう。つまり、明日株価が急落しない保証はどこにもないのです。

株を買う前、どんなに情報を集め、それを精査した結果間違いないと思って投資したとしても、株価はそんな教科書通りには動きません。

それは、株式投資で成功を収めている方ほど理解出来ている事だと思います。

ましてや、投資を初めて行った、又は投資経験がまだ浅いあなたにとっては、その一度の損失で投資資金を失い、二度と投資なんてしないと考えてしまうかもしれません。

何度も言いますが、投資はいかに負けないかが重要であり、いかに相場で生き残っていくのかが重要なのです。

その方法の一つが、資金を一度に投入せず、回数を分け、株価が下がったら買い足すぐらいの気構えを持つことが大事です。

その株を気に入ったのであれば、あなたのお金はあなただけのものです。無理せずあなたにとって一番良い方法で投資しましょう。

購入した後にこそ勉強しよう

株を買ってすぐのあなたならそう言うかもしれません。

実際、株を買うための様々な考察をした記事や動画はいくらでもあります。

あなたも、探せばいくらでも見つかる事でしょう。

その株に興味を持ち、もっともらしい説明を受け、「この株はすぐ倍に跳ね上がる。さぁ後は買うだけだ。」と踊らされる事は無くとも、買う前には時間をかけてその株について調べるのに、買った後はその株よりも他に上がる株はないかと探していませんか？

それではいつか大きな損をしてしまいます。

株を買った後に勉強するのは、その株をいつ手放す（利益確定・損切り）のかを考えるためです。

長期投資だから、買った株をいつまでも保有し続ければ良いとは限りません。

あなたにとって価値のある株でも、市場にとって価値がなくなれば株価は下がっていくだけです。

ですから、その会社の業績・見通し・売買動向など、常に勉強する時間を確保しなければならないのです。

いくらまで上がったら利益を確保するのか、いくらまで下がったのなら損切りするのか、この判断はあなたにとって一番難しい問題でしょう。

ですが、常にその決断をしていかなければならないのです。

株式投資は、勉強していく時間が確保出来ないのであれば、本当に資金を失い事になりかねません。以前にも書きましたが、あなた以外誰もその責任を取ってくれません。

ですから、自分の力で調べたり、判断する事が重要になってくるのです。

まとめ

いかがでしたか？

長期投資だからと言って、買った後ほったらかしにして良いと言う事はありません。

市場は常に変化しています。だからこそ、日々様々な情報が行きかっているのです。

あなたも常に市場に興味を持ち、保有する株がどうなるのかを確認しましょう。

あなたにとって、学びの一つになれば幸いです。