FRB議長の発言によって投資判断は変えるべきか

心得
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米国株は変わらず強気です

債券買い入れプログラム縮小加速についての影響とは

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今の所ポジティブに捉えられています

あなた
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引き締めだから悪い事じゃないの?

FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が発言された中で、テーパーに関して縮小の計画を早める事を検討すると言った内容が出されました。

テーパーに関しては以前の記事などいくつか取り上げていますので参考まで。

今までの金融政策の中で、 FRB(米連邦準備制度理事会) は新型コロナウイルスで落ち込んだ経済を回復させるため、利下げと共に積極的に資産を買い入れてきました。

そして、米国は足元の景気が良くなり経済再開に向けた力強い成長を実現しました。

その結果、少なくないセクターに需要が集中し高インフレを招きました。

景気回復は良い事ですが、それが行き過ぎると悪質なインフレを招く事になり、それを抑えるため金融緩和から金融引き締めに舵を切ったと言う訳です。

その第一弾がテーパーであり、それでも景気の過熱ぶりが続くようであれば利上げへと続いていきます。

しかし、足元の米国のCPI(消費者物価指数)は6.2%と依然として高止まりしています。

これにはパウエル議長もインフレが一過性のものとは言えず、インフレの抑制に動かざるを得ない状況となりました。

これだけ見ると今後米国10年債利回りが上昇し株式市場はギクシャクする事が予想されますが、新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株の発見によって、急激なリスクオフの動きが出ました。

これによって米長期金利は急落し、投資家が債券に資金をシフトする事となりました。

これに合わせて米国株も急落、世界のマーケットも同時に急落しました。

つまり、オミクロン株の動向が市場のリスク判断の一番になってしまいました。

逆に、債券買い入れプログラム縮小加速は下がりきった米長期金利にとっては良い面もあると言う事で今はポジティブに捉えられています。

従ってこれだけを取って株式市場のトレンドが様変わりする可能性は低いと考えます。

ただし、利上げの時期は早まった事も認識せねばならず、いずれは一つのリスクとして考えなければなりません。

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オミクロン株と併せた投資戦略の考え方

エース
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強気スタンスは変わりません

あなた
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ほとんどの株が含み損になってるよ!

直近では日本をはじめ、米国にもオミクロン株の陽性者が確認されたとの情報で連日急落しています。

しかし、昨今のグローバルな状況下では、南アフリカで発見された時点で日本・米国・欧州など世界のどこで確認されてもおかしくない状況になっていると考えるのが普通です。

人の移動を簡単に止める事は出来ませんし、どんなに早い対応でも世界的な動きを予測するのは困難です。

従って、ある種この様な予想が出来ていない投資家ほど動揺が走り、その結果狼狽売りに繋がったのかもしれません。

原因が分かっていてワクチンなどの対応策もあるため、本来であれば過度に動揺する必要はありません。

むしろ、そう言った投資家によって急落した株式市場の中に、良好決算企業など本来であれば株価が上昇するであろう銘柄まで一緒に急落しているのであればそれは買いの好機です。

慌てて動く必要はありませんが、買い出動の準備は必要だと考えます。

従って、強気スタンスを維持すべきなのです。

あなた
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現状や対策が分かれば怖くないね

まとめ

いかがでしたか?

連日の下落で株式市場を見るのも嫌になっているかもしれません。

しかし、長期で運用するにはこの様な下落は一度や二度ではありません。

それを実際に経験する事であなたの経験となり、それ以降は正しい投資行動が取れるようになるかもしれません。

それこそが、少額でも実際に資金を投資している人としていない人の差なのです。

自信を持って行動しましょう。

エース
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これからも、一緒に考えていきましょう

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