業績の良い株は持ち続けましょう
2月下旬に起きた事とは
米国の長期金利が急騰していました
株価が暴落して全部売ろうかと思ったよ
令和3年2月下旬に起こった米国長期金利の急騰で、日本株・米国株共に急落しました。
これは、米国の10年債券利回りが日々上昇していた事が原因でした。
長期金利の危険水準は、どの数値に達すると危険なのではなく日々の動きがどう変化したかを注視する必要があります。
それが今回、毎日上昇していた事でグロース株を中心に散々な結果となりました。
ここで理解しないといけないのが、保有する銘柄は持ち続けるべきかどうかと言う事です。
結論から言えば、決算がしっかりしていれば持ち続けるべきです。
逆に、人気や思惑だけで上がり続けていた銘柄は真っ先に切るべきです。
従って、あなたのポートフォリオがどの様になっているかで行動が変わってくるのです。
マイナスが酷いから今はホールドしてるよ
もしあなたがこう言った考えで銘柄を保有しているのであれば、特段の理由が無ければ勇気をもって損切りするべきです。
よく何%下落したら損切りしようと言う発言がありますが、これはあなたのリスク許容度にもよりますが、必ずしも正しいとは言えません。
なぜなら、これは短期でトレードする人が決めているルールであって資産形成を目指すあなたに当てはまらないからです。
今後の動きはどうするべきか
長期金利を見ながらも、強気で考えています
そうなの?
3月に入り、米国の長期金利も落ち着き始めた事を確認し、相場は再び上昇しています。
大前提として、現在は金融相場ですので基本的には株価にとって強気で考えています。
景気を回復するために、各国の中央銀行・政府は考え得る限りの対策で臨むでしょう。
これによって、資産価値は上がりますし、新たな産業の発達、新型コロナウイルスによって生まれた需要に対して供給できる企業は業績が伸びるでしょう。
その結果、四半期毎に発表される決算がコンセンサス予想を超える事が出来れば、株価はさらに上昇して行き易い状況が作られます。
その銘柄を買う、或いはETF(上場投資信託)や投資信託を保有する事で、あなたの資産形成の助けになると考えます。
従って、相場の動きに素直に従っていく事が中長期的に見れば正解となるのです。
全降りせずきちんと見極めよう!
まとめ
いかがでしたか?
株価が暴落し、評価額が大きなマイナスになると、途端に不安になる事もあるでしょう。
あなたがもう株価なんて見たくないと思って全部解約してしまいたくなる事もあるかもしれません。
ですが、一度冷静になって考えてみましょう。
本当の原因がどこにあるのか、調べられる限り調べましょう。
そうする事によってあなたの握力は強くなるはずです。
これからも、一緒に考えていきましょう