ワクチン接種の推移によって変わりました
経済見通しを引き下げられた日本
ワクチン接種が進んでいない証拠です
日本だけ進んでないよなぁ…
経済協力開発機構(OECD)が発表した世界の経済成長見通しは、予想前年比5・8%増となると試算しました。
その中で、ワクチン接種が進んでいる欧米は需要が回復し、それが統計にも表れる様になり成長が伸びていくと予測されています。
一方で、日本はワクチン接種が進んでおらず、経済の回復が見通せない事から引き下げられる事になりました。
新型コロナウイルスが世界の需要を破壊してから1年以上経ちました。
その間、各国の対策は今までのニュースで明らかになっていますが、日本の政策はお世辞にも良い方策とは言えませんでした。
令和3年5月末時点で、ようやく日本のワクチン接種回数は1000万回を超える所まで来ました。
しかし、人口比率で見れば他国と違い全く進んでいない状況が浮き彫りになりました。
これでは経済見通しを引き下げられても仕方ありません。
これじゃ経済再開できないよ
ワクチン接種が進んでいる国はどうなっているのか
アメリカは経済再開で賑わっています
インフレになるって言うぐらいだしね
新型コロナワクチンを開発したファイザー・バイオンテック(ティッカーシンボルPFE・BNTX)やモデルナ(ティッカーシンボルMRNA)など、アメリカの企業がワクチン開発に成功しています。(BNTXはドイツ)
アメリカは3億回弱のワクチン接種が行われ、接種完了した米国民が1億人を超えており約50%の米国民がワクチンの恩恵を受けた計算になります。
それによって、今まで抑制されていた人々の消費性向が需要となって経済を刺激しました。
加えて、バイデン大統領の財政政策によって人々にお金が広く行き渡っていましたので、投資に向かっていた資金が一気にリア充の生活に流れていきました。
その結果、米国株がインフレ懸念を背景に調整を強いられる事になり、少なくない個人投資家は含み損を抱える事になりました。
これからも米国経済はコロナ禍以前の経済を取り戻し、さらに成長していく道筋が経っています。
そう言った国に投資する方が資産が増える可能性が高いと考えます。
これからの日本の投資価値
一部のセクターを除き様子見です
持ってる株は売った方が良い?
日本全体の景気が良くならなければ基本的に投資価値はありませんが、その中でも確実に成長している企業やコロナ禍で思わぬ需要を得た企業など、一部には投資を検討する価値のある企業があるのは確かです。
加えて、世界的な金融緩和で資金が金融商品に流入し、日経平均株価採用銘柄などを始めとした日本株が上昇したのも事実です。
しかし、いつまでも上昇する訳もなく、これからは今までとは違う投資戦略を考える必要があります。
今後は企業業績や政府の行う政策などをしっかり確認する必要があります。
資産形成は長期の視点が大事ですが、個別株で言えば良好な企業の株を保有し続けた結果長期保有になるものだと考えます。
投資信託やETF(上場投資信託)などは継続して買い続ける事が資産形成の王道です。
投資のための勉強はしっかりしよう
まとめ
いかがでしたか?
世界の経済成長は日本を除き長年続けてきました。
高齢化も人口減も日本以外でも起きています。
なのに、GDP(国内総生産)は殆どの国で増加しています。
投資を行う上で何が必要かをしっかり見極めましょう。
これからも、一緒に考えていきましょう