投資はいつスタートすべきか

投資初心者が陥りやすい間違い

コロナ禍が長期化する中で、あなたは自宅で過ごす機会が増えたかと思います。

その時間のおかげか、多くの個人投資家が新たに生まれました。

人生100年時代などと言われる世の中で、資産形成を行う事の大事さが広まった事は実に喜ばしい事です。

投資は余裕資金或いは老後資金確保など様々な目的の上で始めたかと思います。

個別株・ETF（上場投資信託）・投資信託などの金融商品は多岐に渡ります。

どの金融商品を選ぶかは、あなたのリスク許容度に従って行動するのが良いと考えます。

ですが、その多くの個人投資家が最初に間違うのか『いつ買えば良いのか』と言う事です。

確かに、株価は安い時に買って高い時に売る。

その差額が利益になる訳ですが、個人投資家の多くがこの言葉を過度に重要視する事態に陥ってます。

本来の目的が少しでも儲かる事なのですから、あなたの言う事も完全に間違いではありませんが、あまりにも買付の価格（個別元本等）に拘り過ぎだと思います。

考えるべきは、今この瞬間より未来にその株価は上がるか下がるかや投資したか企業の業績はどうなのかなどもっと優先すべき事があるのです。

それ以上に大事なのが、あなたの投資期間が後どのぐらい残っているかなのです。

投資で大事なことは時間であると言うこと

投資で最も重要な事は時間です。

どんなに知識を深めても、どんなテクニカルを駆使しても時間には勝てません。

加えて、投資をしなかった事によって失った時間は二度と取り戻せません。

逆に言えば、一時的な投資のマイナスは時間を掛ければいくらでも取り返す可能性があります。

マイナスになった原因や、投資先の選別、勉強不足など原因はいくらでも考えられます。

従って、今後その間違いを正し、投資行動を改めれば改善するかもしれませんが、時間だけはどうしようも出来ないのです。

若いあなたには投資資金は無くとも多くの時間があり、退職の前後である年齢のあなたは投資資金はあっても時間が少ないなど、それぞれの生活があります。

ですが、それぞれに共通するのは勤労収入だけでは満足に生活出来ないと言う漠然とした不安なのです。

ですから、どの世代でも資産形成は大事であり、その知識（金融リテラシー）を身に着けるのは必須なのです。

投資は一日にして成りません。

従って、資産形成の行動は一日でも早く、一日でも長くする事で増えていく可能性が生まれるのです。

もちろん、それに見合うだけのホームワークを欠かしてはいけません。

まとめ

いかがでしたか？

投資に興味を持ったのは良いですが、いざ始めるとなると迷って行動出来なくなるのは仕方のない事かもしれません。

ですが、あなたのこれからの人生を考えた時、いかにそれが必要かが理解出来れば自然と始められるはずです。

ただし、世の中の少なくない情報は意識的、無意識的に関わらずあなたを陥れる情報である事は理解すべきです。

あなたがしっかり学んだ上での行動こそ、あなたを一番に助ける事なのは間違いないと思います。