つみたてNISAで守るべき唯一の考えと選ぶべきファンドとは

投資を始めようとするあなたへ

投資初心者が準備を整え投資を始める場合、おすすめはつみたてNSIAとiDeCoです。

iDeCoに関しては以前の記事で取り上げましたので今回は割愛します。

もう一つのおすすめがつみたてNISAになります。

つみたてNISAにしろiDeCoにしろ、長期投資で最も必要なのは継続する事です。

コツコツと継続して投資を行う事によって資産形成を行い、今後のあなたの生活に必要な資金を育ててくれます。

しっかりとした準備と必要な知識が揃って正しい投資行動を取れば、長期間で見たあなたのパフォーマンスは決して悪い物とはならないでしょう。

しかし、継続は時にあなたのメンタルに過剰な負担を与えます。

誰もが長期投資の大切さを理解しておきながらその結果を手にする人が少ないのは、投資期間の途中で何らかの生活の変化、或いは何らかの情報によってあなたのメンタルに負荷がかかり投資を止めてしまうのです。

「何を言っているんだ」とあなたは思うでしょうが、最初の目的は長期投資でも時が経てば経つ程色々なイベントが起こり、その結果株価（基準価額）が上下しながら時に急落する局面もあります。

そうなると、あなたは大きな不安を抱える事になります。

そして、あなたはその心理的圧迫から逃れるため、あなたが望む情報ばかりを探すようになります。

結果、その中であなたは保有していた金融資産を手放してしまうのです。

つまり、投資金額の日々の上下にあなたのリスク許容度が耐えられなくなるのです。

これに関する対応策は、メンタルが大切な事をあらかじめ理解する事です。

制度やファンドで選ぶ事も大事ですが、根本的な事を理解する方が大切です。

つみたてNISAの制度については金融庁のHPに記載がありますので確認してください。

選べる商品は限られており、ノーロードである事や信託報酬が安い、毎月分配でないなどの決まりがありますので投資価値の薄い商品を掴むことは低いと考えます。

つみたてNISAで選ぶファンドとは

つみたてNISAを行う上で選ぶファンドの代表格は、全世界株式（VT）と全米株式（VTI）と考えます。

それぞれのファンドで細かい違いはありますが、どちらを選ぶかはあなたの好みになります。

違いの説明は今回しませんが、重要なのは継続して成長する事が見込めるファンドであるかどうかです。

短期での急成長や流行などに囚われず、長期で投資をするのであれば長期の展望を考える必要があるのです。

もちろん、5年後10年後の事は誰にもわかりません。

ですが、世界全体は成長する方向で進んでいる昨今を考えれば、資産形成の土台を作るには丁度良い商品ではないでしょうか。

ですが、直近のリスクや経済全体の流れなどしっかりとホームワークを続ける事です。

投資を始めると経済の事について気にする様になるなど、ホームワークをするきっかけにもなりますので投資後もしっかりと学んでいきましょう。

まとめ

いかがでしたか？

去年以降、投資を始める方が増えてきているのは良い事ではありますが、最初で失敗しない様に順序立てて投資行動を行う事が大事です。

奇を衒ってあなたの資金を溶かす事が無い様王道を歩んでください。

資産形成に近道はありません。

ですので、しっかりと日々のホームワークを続けましょう。