ワクチン接種下で気を付けるべきこと

ワクチンの承認が進んでいく先で考えること

令和3年2月現在、米国での新型コロナワクチンに関して一日に130万人程の接種が進んでいますが、なかなか効率よく接種出来ていないのが現状です。

ですが、これからはファイザー・バイオンテックのワクチンに加えて、モデルナのワクチンが配布されたり、ジョンソンアンドジョンソンも近々承認される予定であり、3月以降は一日当たりの接種数が増加する事が見込まれます。

ワクチンに関して悪いニュースが出ない事を祈りつつ、これが広がっていくと集団免疫が確立されるとする、感染者・ワクチン接種者合わせて75％の抗体が生まれると、米国での新型コロナウイルスに関しては一段落付くと予測されています。

そうなると、今まで日の目を見なかった企業であるバリュー株や所謂リア充銘柄に光が当たる可能性があります。

今まで調子良く株価が上昇していたハイパーグロース株は、確かに決算も良く多くの投資家が注目しているため、資金が流れやすい状況ではありますが、これから先は行き過ぎた株価から軟調になる可能性もあります。

決算も企業業績の伸び率が重要になってきますから、いずれは頭打ちになる事が容易に想像できます。

この先に取るべき戦略とは

経済が回復する事は非常に喜ばしい事であり、新型コロナウイルスもいずれは克服していかなければならない病気でありますから、ワクチン接種が広まっていく事は良い事です。

一方、投資に関しては必ず冷静に考えなければいけませんから、その先の動きは注視しなければなりません。

もしあなたが、経済の動向に対して時間をかけてホームワーク出来るなら、様々な選択肢から選ぶ事は出来ますが、生活環境によってはその様な時間が取れないかもしれません。

その場合、あなたは色々と考えるよりETF（上場投資信託）や投資信託の中から選ぶのが良いと思います。

中長期で資産形成をする事が本来の目的であれば短期でのトレードは控え、しっかりと先を見据えた銘柄を選ぶべきです。

米国債利回りが上昇すると、グロース株にとってはネガティブですので注意しなければなりません。

こう言った状況を逐一確認出来る状況になければ、素直にETF（上場投資信託）や投資信託で投資をする事をお勧めします。

間違っても、実体経済が不安だからと言って全降り（全部解約）しない事です。

目標とした金額に至り、役割を終えたのでないなら全降り（全部解約）だけはその後の機会損失に繋がりますから、決して行わないで下さい。

機会損失は二度と取り返す事は出来ません。

あなたがいくら損失を被っても、正しい投資行動で取り返す事は可能ですが、機会損失だけは絶対に取り返す事は出来ません。

ですので、しっかりとしたホームワークを続けて投資の世界に居続けましょう。

まとめ

いかがでしたか？

株価が乱高下したかと思えば、再び新高値を取りに行くなど目まぐるしく動いています。

あなたが過度な不安によって相場から逃げてしまうのは、本当にもったいない事です。

しっかりとした目的と、日々のホームワークだけがあなたの握力を強くします。