米国株指数の上昇基調と米国企業決算について

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年末にかけて上昇基調は続くと考えます

米国の決算状況と株式市場の動き

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米国企業の決算は概ね良好です

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以前は成長鈍化みたいなニュースもあったけど?

令和3年11月現在、日・米共に決算シーズン中であり、年に4回発表される決算内容が続々と出ています。

その中でも、米国株に大きな影響を与えるS&P500採用企業は現在約56%が決算発表を終えています

発表された企業の内、売上高は約78%EPS(1株当たり利益)は約82%が予想を上回り良い結果を残しています。

前期の決算程では無いにしろ、新型コロナウイルス後の回復は順調である事が分かります。

ただし、この中身を見てみると今まで順調だった企業が引き続き順調な決算を出しているとは必ずしもなっておらず、コロナ禍でも成長が著しかったセクターの中でも決算をミスしている企業が現れて来ています。

特に衝撃的だったのが巨大テック企業であるアップル(ティッカーシンボルAAPL)アマゾン(ティッカーシンボルAMZN)が決算をミスした事です。

アマゾンに至っては前期も決算をミスしており、経済再開による個人消費の流れが徐々に変わっている事が分かります。

アップルは半導体不足の影響から供給にダメージを受けた事もあり、これからも落ち込むと言う可能性は今後の流れを見なければ確かな事は言えません。

打って変わって好調なのがエネルギーセクターです。

新型コロナウイルス以降、世界的に需要が破壊され落ち込んだ消費と共にエネルギーの需要も失われ見る影もありませんでしたが、経済再開が現実になるにつれ需要の急激な高まりと共に価格が上昇してきました。

もちろん、産油国の思惑などもあるでしょうが、需要が供給を上回れば価格が上昇するのは経済の基本です。

加えて、これから本格的な冬の時期にエネルギー需要が短期で落ち込む事は考えにくく、企業にとってはさらに利益を積み上げるチャンスでもあります。

あなたにとっては、ガソリン代の値上げや原材料費の高騰など悩ましい部分もあるでしょうが。

つまり、米国株全体が良好と言っても個々の企業の中身を見てみると明暗が分かれている部分がありますので、何でもかんでも買い場であると言う認識は間違いかもしれません。

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これからの投資の考え方について

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基本は投資信託やETF(上場投資信託)を持ちましょう

あなた
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騰がってる株を買いたくない?

投資初心者ほど陥りがちなのですが、上昇基調において個別株ばかりに目を奪われあれこれトレードする事です。

投資する最初の目的を忘れてしまい、他の誰かが儲かっているのだから損したくないという考えから起こる行動なのですが、こういう時に限って勝率は良くありません。

もちろん、全てが悪いと言っている訳ではありませんが、考え方がギャンブル思考になっているため行動がおかしくなるのです。

まずはインデックス投資など米国株の主要指数を買う、或いは米国株全体を買う様なファンドを投資信託やETF(上場投資信託)でしっかりと保有しつつ個別株を考えるようにしてください。

決算の良い企業は継続保有しますし、決算をミスすれば売ると言った多くの投資家が考えるような行動を取りましょう。

あなただけの特別な投資手法などありません。

長期投資の中でもしっかりとあなたが持つ金融資産の中身を点検しましょう。

あなた
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そのためには日々のホームワークだね

まとめ

いかがでしたか?

米国株は連日史上最高値を更新していますが、あなたの保有する銘柄がマイナスばかりの場合決算を確かめてみてはいかがでしょうか。

その銘柄を買うきっかけが何だったのか、どんな見通しであったのか考え直す良い機会だと思います。

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これからも、一緒に考えていきましょう

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